決断が早い人、遅い人

教室の日常

受験も近づいてきました。中3生の多くは初めての受験と言うことで、不安に思う生徒も多いようです。実際に中3生に聞くと不安に思う同級生も多いようで、過去問を解いたりするとその点数に返って不安になってしまうようです(^_^;)

私立の問題は難しいものも多く、学校ごとに傾向も違うので、あまり得点に縛られず、取れる問題が確実に取れているかどうかを確認していきましょう(^^)/

取りこぼしが合否の鍵になりますからトータルの点数ではなく、取りこぼしがあるかないかを重点的に見直していくように声をかけています(^^)/

さて、タイトルの話と少しそれましたが、決断の早い人と、遅い人ではどちらが良いのでしょうか?という内容です。中2で学習する確率にこんな問題があります。当たりが2本、はずれが3本あるくじをAくん、Bくんが続けてこの順にくじを1本ずつ引いたとき、AくんBくんが当たりくじを引く確率は?という問題です。実際この確率はどちらも同じです。

ということは、決断力の早いAくんが先に引いても、決断力の遅いBくんと何も変わりはなく、どちらも平等ということになります。

実生活でも、例えば、レストランでメニューを選ぶ際に、早く決めた場合、あとであれを食べれば良かったかな?なんてこともありそうですし、早く決めた場合は、遅い人を待たなければいけないという負荷もかかります。

一見早く決める人の方が損しがちですが、遅く決める人も同様に損をするらしいと数学の世界ではいっています(^_^;)

では、遅く決めるとどうなのか、遅く決めるとまず、相手を待たせてしまうという焦りが生じます。そして、遅く決めるということは、あれこれ悩む訳ですから、結果的に決めたものより迷っていたものにすれば良かったなんてこともありそうです(^_^;)

実生活においては、特にどちらも有利、不利はなさそうですね(^_^;)

ただ、受験に限ると、そうではない場合が多く見られます。志望校を早めに決めた生徒と遅くまで悩んで決めた生徒では、大きく成績に差が生まれます(^_^;)

毎年、毎年成績が出てから志望校を決めるなんていう悠長な生徒がいますが、それは受け身の決め方で、決していいとはいえません(^_^;)

早めに志望校を決めること、そうすれば、あとは努力をするだけですから、成績が上がりやすくなります。理由は、目的がはっきりとしたからですね(^^)/

情報は大事ですし、自分のその高校に入った後のイメージも大事です。実際には入ってみないと分かりませんというのも事実ですが、それはどこの高校も同じです。

気になる高校が少しでもでてきたら、HPや実際にその高校に行ってみたり、塾の先生に聞いて、その高校の卒業生がいないかを確認してみるといいですね(^^)/

受験する高校は、しっかりと真剣に決めないと、なかなか本気モードで受験に向かうことができません(^^)/

ココスタでは、早めに志望校を決めさせるように意識を常につけさせていくような話をしています(^^)/

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