2学期の期末テストが終わり、中3生はいよいよ受験というものが身近に感じられてきた頃だと思います。
タイトルの通りですが、私の今までの塾講師経験の中で、受験に関連するエピソードを不定期で連載して行きます(^^)/
「本人の意思と学校の意見が食い違った生徒の話」
昔の話になりますが、市内のある中学校に通っていた生徒がいました。この生徒は、市内最高峰の高校を受験したかったそうですが、内申点が足りず、先生からは諦めるように促されたそうです。
ただ、本人としては、市内最高峰の高校と、近隣の別の市の厳しくて有名な進学校を受験するつもりでした。
厳しくて有名な進学校の方は、合格できるレベルにあったので、ダメ元で市内最高峰の高校を受験して、元々不合格ならいいやと言う気持ちでいたようですが、
挑戦だけはしたいと言うことでした。
ただ、私としては、実力はあるから当日の点数次第では合格できるチャンスは十分あるし、元々、厳しくて有名な進学校の方には十分合格できる力はあるんだから、挑戦してみたら?と常々言ってきました。
で、学校の先生には、そんな内申で受けさせられるかみたいなことを言われたようです(^_^;)
それに対して、お父さんがとった行動が素晴らしいなと当時思いました。
面談の後、「子どもの挑戦を受け入れてくれないのはどうなんだ?」というようなことを先生に直接話しにいかれたのです。
この行動力は素晴らしいと思いました。
一家の大黒柱というか、言うときは言うというかっこよさを感じました(^^)/
その後、受験を迎えたその生徒は見事に市内最高峰の高校に合格し、その後、
関西の国立大学に進学したそうです!(^^)!
ここで得た私の経験は、学校の先生に何を言われてもお子さんと、親御さんの意思がはっきりとしていれば、曲げる必要は無いと言うことです。
通われている塾の先生の方が、よっぽど信頼できる場合が多々あります。ちなみに私も保護者面談をしていると、よく学校の意見と食い違うことがあります。
もちろん受験ですから100%合格というのはあり得ませんが、お子さんがどうしても挑戦したい第一志望の模試の合格判定は50%だった場合に、第2志望になる可能性も十分理解しているのであれば、Goサインを出します(^^)/
学校の先生がいくら反対してもご家庭が納得しているのであれば、何より本人が納得しているのであれば、いいんじゃないかという経験でした(^^)/
さて、今日から期末の結果が返ってくると思いますが、手応え的には難しかったようなので、いろいろ不安になりながら、結果を待ちたいと思います(^_^;)
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