「勉強の土台」の話

個人的な思い

この時期になると、入試問題の質問が多くなる。

「試験範囲が多すぎて、何から手をつけていいか分からない。

とりあえず、過去問をやるか。」

「みんなやっているし」

そういう受験生が多い。

過去問をやること自体は、間違っていないし、王道の勉強法だよね。

でも、過去問に固執しすぎてもいけない。

あくまで、今の自分の力を量るためのツール。

間違えた問題をどう解けばいいかを考えて自分のものにすることは大事だけど、

その間違えた問題の類似問題、その問題を解くための知識をつけないと、入試本番で

似たような問題を解くことができない。

ここからの1ヶ月は、入試で、1点でも多くとることに尽力する期間。

例えば、5教科60点のレベルの子は、62~63点を取るように。

もちろんもっと取れるようになるならそれに超したことはない。

でも、5教科60点のレベルの子は1教科平均で12点。

ということは、問題数にして平均8~10問の間違いがある訳だ。

その間違いを6~8問にする為に、今まで間違えていた中から、1,2問を解けるようにする。

1教科あたりで、それができるなら一番いい。

だけど、国語とかは今からだと難しいよね。

今から上げやすいのは、社会、数学そして理科かな。

英語も国語よりは可能性があるけど、ちょっと難しい。

だから、社会・数学・理科の3教科の中から、1,2教科に絞って

間違いを2問少なくする。

そうすれば、60点だった子は64~65点とれるようになる。

だから、この時期の勉強法は、過去問や模試の結果を振り返って自分の苦手な

単元を洗い出す。*もちろん過去問の傾向を注視しておくことは大事。

そして、その単元を基本から徹底的にやり直す。覚え直す。

そういう1ヶ月にして欲しい。

残り1ヶ月でもやれることはまだまだたくさんある。

今までの人生で一番勉強したと思える1ヶ月にしよう!!

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