子どもが小学校の間に身につけておきたいことを話します。
それは、「本を読む習慣」です。
現代は特に本を読むよりもYouTubeが圧倒的に多いでしょう。
テレビですら見ない子が多い印象です。
本を読むことが一番良いですが、
YouTubeよりもテレビの方がまだマシな気がします。
それは、興味がないこともテレビは流れるからです。
YouTubeは基本的に興味のある動画しか流れません。
そうなると、知識に偏りができてしまいます。
そうなると語彙力が伸びません。
本を読むことは語彙力を伸ばしていくことに繋がるので、
そういう意味で、まだテレビの方がマシな気がします。
言葉を知らない子、中学以降国語で苦労している子を沢山見ます。
本を読んでいても国語ができないという子はいますが、
それは偏りが関係しているかも知れません。
ちなみに本は漫画でも大丈夫です。
そして本をただ読んでいるだけでもダメです。
知らない言葉が出てきたときに、前後の文章からこういうことだろうな。という
想像も必要になります。
そうやって知らない言葉を吸収して知識として蓄えていくことが
できないとやはり国語で苦労します。
小学生の間は宿題の量も少なく、習い事が多くできる時期です。
ただ、習い事で1週間が埋まるようなスケジューリングはさけて、
多くても2つくらいまでにとどめて多くて週4回
そして、その分読書の時間を増やして欲しいと思っています。
想像を膨らませる、疑問を持つ、調べる。
こういう部分を鍛えていくことができるといいですね。
また、その言葉をご家庭での話題にしてください。
「今日こういう漢字を覚えた」
「へーすごいね。どういう使い方するの?」
などと繰り返していくことで知識として蓄えられます。
こういうことは、小学校の間の方が圧倒的にやりやすいです。
勉強の仕方とか、勉強の効率的なやり方とかを探る前に
言葉を知っていなければ意味がありません。
問題文を読んで正しく何が書かれているかを理解することが、
勉強の第一歩です。
時間もあって、素直な小学校の内にぜひ本を読む習慣を身につけて欲しいです。
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