やはり、「読む」という能力の低下が激しい気がする。
僕が塾の講師をし始めた頃と比べても言葉を知らない子が増えた。
そんな印象がここ最近特に感じる。
これは結構なことだ。
世間ではジェネレーションギャップという言葉で片付けられている感じもするが、
それだけではない何かを感じてしまう。
世の中に娯楽が溢れてくるとこういうことになるのか。
圧倒的に本(漫画も含む)に触れる機会が昔と比べると減っている。
これは間違いないと思う。
このことが、「読む」という能力を奪っていったのではないか。
YouTube、Tik Tok、インスタなどが今の子の代表的なものだとして、
当然、お気に入りのものだけを見る。
そうなると、当然語彙は限られてくる。
言葉が増えない。
さて、読めない、言葉を知らないとどうなるか、
それは、外国の言葉を理解できないと同じ
相手が何を言っているかを言葉で感じ取ることができない。
表情で怒っているか、笑っているかだけで判断する。
極論そういうことになってしまう。
言葉を知ること。増やすこと。
正しく日本語を読むことは勉強に通じるはずだ。
書いてある意味の分からない教科書を読んでも誰も楽しくない。
読書をしろという訳ではない。
するのは良いことだ。
ただ、単純に言葉を増やすだけなら、会話でもいい。
とにかく、会話をして、なるべく沢山の言葉を使って刷り込む。
分かっているけど、難しい。
難しいのは分かっているけど、そうしないと読めないという
苦痛を味わう子が増えていく。
これはもっと真剣に取り組まないといけない問題だ。。。
「読むこと」をもっと考えてみて欲しい。
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